2005年 10月 30日
次回予定 |
次回はテーマを大きくして「社会運動<と>文学」とします。
発表は2本立ての予定です。開催日は11月のどこかで調整中です。
1.開高健『日本三文オペラ』からみる<運動>(予定)
(担当:宇野善幸)
2.沖縄文学からみる<運動>(予定)
(担当:萩原一哉)
1.に関連して、アパッチ族について、これまでの<社会運動>研究会でいくつか言及のあったテキストとしては以下の通り。
・梁 石日『夜を賭けて』NHK出版、1994.
・井筒和幸 監督作品 『パッチギ!』、2004.
・井筒和幸 監督作品 『ガキ帝国』、1981
「アパッチ部落を舞台にした小説『日本三文オペラ』は、日本文学における特異な作品だろう。また開高健文学の傑作である。実は最近、私もNHK出版からアパッチ部落を舞台にした小説『夜を賭けて』を出版している。体験者の私がいまになってなぜアパッチ部落を書いているのかといえば、戦後五十年を経てなおあのアパッチ部落は、すぐれて在日朝鮮・韓国人問題の核心的な意味を持っているからである。アパッチ部落は在日朝鮮・韓国人問題を抜きにして語れないのであり、その後の北朝鮮帰国問題や日本のアウシュビッツとまでいわれた大村収容所の実態とも重なり連動し、今日に至っているのだ。」梁 石日『修羅を生きる』幻冬舎、1999.pp154.
発表は2本立ての予定です。開催日は11月のどこかで調整中です。
1.開高健『日本三文オペラ』からみる<運動>(予定)
(担当:宇野善幸)
2.沖縄文学からみる<運動>(予定)
(担当:萩原一哉)
1.に関連して、アパッチ族について、これまでの<社会運動>研究会でいくつか言及のあったテキストとしては以下の通り。
・梁 石日『夜を賭けて』NHK出版、1994.
・井筒和幸 監督作品 『パッチギ!』、2004.
・井筒和幸 監督作品 『ガキ帝国』、1981
「アパッチ部落を舞台にした小説『日本三文オペラ』は、日本文学における特異な作品だろう。また開高健文学の傑作である。実は最近、私もNHK出版からアパッチ部落を舞台にした小説『夜を賭けて』を出版している。体験者の私がいまになってなぜアパッチ部落を書いているのかといえば、戦後五十年を経てなおあのアパッチ部落は、すぐれて在日朝鮮・韓国人問題の核心的な意味を持っているからである。アパッチ部落は在日朝鮮・韓国人問題を抜きにして語れないのであり、その後の北朝鮮帰国問題や日本のアウシュビッツとまでいわれた大村収容所の実態とも重なり連動し、今日に至っているのだ。」梁 石日『修羅を生きる』幻冬舎、1999.pp154.
by socialmovement
| 2005-10-30 22:32
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