2010年 07月 07日
ひさしぶりに再開します 第27回のお知らせ |
ひさしぶりに再開いたします。
ぜひ、みなさまのご参加をお待ちしております。
研究会立ち上げから、早5年が経とうとしています。はやいものです。
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第27回 〈社会運動〉研究会
■日時: 2010年7月17日(土)17:00~
■場所: 立命館大学学而館大学院生共同研究室201(2階)
→アクセス
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/annai/profile/access/kinu_l.html
当日は建物入り口が施錠されている可能性があります。
事前に mitsuakick(at)hotmail.com までご連絡をいただければ幸いです。
■報告:
①大野光明(立命館大学先端総合学術研究科 院生)
「ベトナム反戦運動における「沖縄問題」の形成から運動へ――ベ平連を一事例として(仮題)」
【概要】1960年代後半から本土において取り組まれるようになった「沖縄問題」をめぐる社会運動は、ベトナム反戦運動を一つの潮流としていた。本報告では、まず、「沖縄問題」をめぐる本土における当時の社会運動の概況を俯瞰する。それらの運動が「沖縄の人々の反基地・反安保のエネルギーは、そうした革命戦略の下に位置づけられており、その沖縄の闘争それ自体を具体的かつ内在的に知り、それと連帯する通路をつくりつづける努力はそこにはなかった」(天野恵一『無党派運動の思想』インパクト出版会、1999)とも評されるが(=社会運動における他者の利用やナショナリズムの問題)、自らの加害・被害の両面に意識的であり続けたベ平連に集まった人々が、ベトナム反戦運動を経由して、沖縄の日本復帰、軍事基地による暴力、植民地主義、戦争/戦後責任などの問題をどのように主体的に「発見」し、どのような活動が展開されたのか、その「当事者性」をめぐる葛藤を整理・分析したい。
②今後の研究会の進め方についての意見交換会
■〈社会運動〉研究会
http://socialmove.exblog.jp/
■過去の成果
〈社会運動〉研究会編『社会運動研究の現代的課題』2008年
■お問い合わせ
大野光明 mitsuakick(at)hotmail.com
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by socialmovement
| 2010-07-07 23:30
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